いつものコンビニで僕はなんて呼ばれているかふと気になって

よく見かけるんだけど<その人>の名前は知らない。 でも時に<その人>のことを話題にしなくちゃいけない。 「ほらほら、あの人」だけでは「あの人って誰?」となり、別の人を思い浮かべてしまうかもしれない。 そんなとき必要となるのが、仲間内だけで通じ…

「まっすぐ帰るの?」と問われたらなんて答えますか?〜発達障害と比喩

いつだったかTwitterに流れてきたこの投稿がとてもステキだったのでスクショして保存してあります。 大人の、しかも男性から女性への「まっすぐ帰るの?」には、統計上および経験上7割ほど「(よかったら飲みにでも行かない?)」が込められているのは間違い…

「82年生まれ、キム・ジヨン」を読むべきは<昔は良かったけど今だダメ>と【今】に文句を言う男性だ

82年生まれ、キム・ジヨン (単行本) 作者: チョ・ナムジュ,斎藤真理子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/12/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る はじめて読んだ韓国文学。 ちょうど読み終えたタイミングで何気な…

こんなカッコいい時代劇は「椿三十郎」以来(個人の感想)。それは「スローな武士にしてくれ」

京都太秦撮影所のベテランスタッフ&大部屋俳優とNHKの最先端撮影機材&技術がいっしょになって時代劇を撮ったらどうなる? 再放送ですけど、終わっちゃいましたけど、おもしろかったカッコよかったすばらしかった。 www6.nhk.or.jp 新旧・ハイテクローテク…

9年前のエピソードがあるから天陽くん(吉沢亮)のセリフが活きてくる〜「なつぞら」に溢れる丁寧さ優しさ

「なんでもできるってことはなんもないのと同じだよ。何もない広い土地に行くのと同じだからな。自分で土を耕す方法を覚えて作れる種をみつけて、それを手に入れないと何もできない」 なんでもできるアニメーションの可能性に惹かれていくなつ(広瀬すず)と…

「植物に学ぶ生存戦略 話す人・山田孝之」に学ぶ令和時代の生存戦略

世の中には2種類の人間がいます。 「植物に学ぶ生存戦略2 話す人・山田孝之」に惹き込まれてしまう人と 「なにこれ?」と見向きもしない人の、2種類が。 「Eテレ」と、その名称を変える前の教育テレビの教育番組は、かつてこんな風でした。 白いホリゾント…

平成最後の冬に吹いたやわらかで優しい風を「令和」へも

冬は嫌いです。寒いから。 でも冬の、冬なのになんだか今日はちょっと暖かいぞ、という日があります。 そんな冬の日、 いつものようにマフラーやストールを巻いて家を出たけれど、 (要らないかも)と外し、バッグの持ち手に マフラー(ストール)を通して歩…

小心者にとって平成から令和は絶好の変わるチャンス

令和へのカウントダウンがはじまっています。 その日まで<何者>にも襲われなければ、昭和ー平成ー令和と、3時代を生きていく男となってしまう。 若い頃は、「あの人明治生まれ」と聞くだけでその人は歴史上の人物に思えてしまってそれだけ昭和の時代は長か…

現代アートのような井上陽水の会話構造

「え、そんな若かったの!」と「え!もうそんな年!」の2大びっくり年齢に最近立て続けに出会いました。 「え、そんな若かったの!」は、 「東京物語」(小津安二郎)での笠智衆。撮影当時49歳だったと知りたまげました。 「え!もうそんな年!」は、 あの声…

人生がときめく、より先に泣いちゃうなんて〜こんまりメソッドはボクにはいらない

NHKスペシャル「片付け〜人生をやり直す人々」 近藤麻理恵(こんまり)のドキュメントかと思ったら、こんまりメソッドのドキュメントで、しかもタイトルにある通り<人生をやり直す人々>への密着だった。 www.nhk.or.jp 「捨てられない理由は2つしかありま…

善良なる横道世之介に再び出会えた喜び

1ページ1ページがなんとも愛おしくて、いつまでも主人公に寄り添いたくなる小説があります。 前作から10年ぶりの続編「続 横道世之介」(吉田修一) 前作の結末に衝撃を受け、でも「ああ、世之介らしいな」と納得したものですが、続編ではこれまた見事に世之…

出川哲朗になれない私

何食べる?と聞かれた。 「僕はうなぎ」と答えた。 とか、 「こんにゃくは太らない。」だから安心です。 とか、 日本人同士で普段通じ合っているこんな文章のことを、「うなぎ文」「こんにゃく文」というそうです。 最近精度がぐんと高まったと噂の、Google…

平成初日の記憶はもう記録でしか残っていない

あと2ヶ月余りで平成が終わる。なんだかあっという間だった30年。 昭和から平成に変わった30年前の1月7日ってなにやってたんだろ。 古い手帖を引っ張り出して見たら、崩御の1月7日は撮影してて、夕方から劇団四季の「キャッツ」を観に行く予定になっている。…

桜田五輪相と「いだてん」の連続がっかり発言から考える新しいオリンピック出場方法

およそ100年余という時の差はあるものの、オリンピック関係者が、オリンピック候補選手に対して、「がっかり」という同じオノマトペを発する出来事に出会いました。 ひとつは、 大河ドラマ「いだてん」での大日本体育協会役員・嘉納治五郎の「がっかり」 役…

森保監督のメモがもしもスマホのメモだったら

気づきましたか?いつもはあった「それ」が、あの時はなかった。 だからあの結果……なのかどうかは、わかりません。 「YOUは何しにニッポンへ?」とか「家、ついて行ってイイですか?」とか、シロウトさんに聞いてみました系番組を次やるとしたら… 実はこんな…

「モノ売る地方CMコト得るPR動画」〜数打てなきゃ作ってもムダ?

え?あの動画そんな安い予算だったの? そんなにお金かけてあの程度の話題? 九州つよいなぁ愛知よわいなぁ モノ売る地方CM コト得るPR動画 日本中の心をつかむマーケティング戦略 作者: 鷹野義昭 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2018/09/25 メディア: 単…

ときには「これもあるかも」を考えてみよう

2日前?3日前?CMにおける【これもあり】を書きました。 人間の記憶っていうのは優れてるもので、たしかにシナプスに電気信号は走るものなんですね。 前回とは別の角度からの【これもあり】を思い出してしまったのです。 広告に登場する人たちは、基本みな悩…

教えとか経験とか気遣いとか慣例とかを捨て去って生まれる「これもあり!」

スタジオとか会議室で人物を撮影する時、背景にバックペーパーを用意することがあります。 両サイドにスタンドを立て、渡した棒にペーパーのロールを差し込み、簡易スタジオのできあがりです。 でもこの背景で人物フルショットを撮る場合、カメラサイズは大…

わが町にもゾンビ来いって願っちゃうほどおもしろい #ゾンみつ

www.nhk.or.jp 人生を見つめ直したいと思っていてもボーっと生きてたら歳月はどんどん先に進んでいっちゃう。 いっそのことゾンビあたりが現れて襲ってこない限り人生なんて真剣に見つめ直したりはしないって、 いい年こいて何言ってんだ、 かもしれないけれ…

蜜柑をめぐるメタファー「バーニング」と「東京マリーゴールド」

みかん…ミカン…蜜柑。 蜜柑は美味しい。 そんな蜜柑がもっと美味しくなる(かもしれない)お話をふたつ。 村上春樹の短編「納屋を焼く」にパントマイムを習っている女の子が出てきます。 男性の前で延々と<蜜柑むき>のパントマイムを繰り返します。 「納屋…

福袋にみる欲望の上書き大作戦

福袋って……在庫一掃処分品の詰め合わせでしょ。 そーんな認識が、2019年の年明け早々、一気にアップデートされました。 正月の、新聞の、デパートの、福袋広告にみる、福の多様化! まずは 「モテ男に変身福袋」 いいですね〜イリュージョンのように袋をかぶ…

報酬でもなく規律でもなく人が動くって、どうすれば?

有名すぎる仕掛けなので今さらなのかもしれませんが、ある空港の男子トイレで汁の飛び散りが激しいため、便器に「炎」や「ハエ」のシールを貼ったら、男性陣はそれをめがけて用を足すため、飛び散りが減ったとか。 コンビニレジ前の足跡マークだってなにも言…

人に見られることから逃げていては成長できない。とはわかっていても逃げてしまうのが大半か

仕事上のミスや不甲斐なさを、何千人何万人に、いや、時にはテレビ中継を通じてそれ以上の人たちにさらけ出さなくてはならないって、どんな気分なんだろう。 ほら、プロスポーツ選手の話です。 あの人たちの仕事場は広くオープンで、勤務の様子を見てもらう…

池谷友秀写真展「BREATH」でアンコントロールされてしまった

名古屋は<黄金4422bld.>で開催されていた池谷友秀写真展「BREATH」を観てきました。 池谷友秀写真展「Breath」 漆黒の水中で(静止しているのになぜか)肉体の躍動を感じてしまうその写真の数々に接し、まず思い出してしまったのが、黒澤明の雨。 黒澤明(…

サンタクロースが現行犯で捕獲されない理由

サンタは、ため息とともにつぶやいた。 もしかして、これも少子化の影響なのか。最近どうも自分の存在を信じている子どもの数が減ってきたような気がする。 たしかに子どもの数そのものが減れば、相対的に信じている子の数も減るかもしれない。 それにしても…

クリスマスには「ソンタクSONTAKU」を贈ろう〜ネーミングが変わってきた

大阪の万博公園に「ニフレル」という水族館があります。 「生きているミュージアム」をコンセプトしたもので、はじめの頃は名前が思い出せなくて「アレ、アレだよアレなんだっけ」状態でしたが、後に詳しいコンセプトを知ったら、なるほど〜と、しっかりと名…

絶滅危惧動作もあわせて展示、という視点を忘れてはいないか

名古屋の北にある北名古屋市に昭和日常博物館(正式名は「北名古屋市歴史民族資料館」)というところがあって、懐かしの昭和の道具がいっぱい展示されています。 展示品が現役だった時代を過ごしてきた者はきまって「なつかしー」と叫んでしまいます。 でも…

封印のスマホデビュー

撮影で「笑って」とか「こっち向いて」とか言っても、なかなか思い通りにならないのが動物と幼児で、そんな現場に臨む時は、気を引くおもちゃをいくつか用意していきます。 最近では、その道具の種類が変わってきて、スマホの出番が増えてきました。 もちろ…

瀬古利彦さんのように芸術と触れ合いたい。〜スイッチインタビュー達人達「横尾忠則×瀬古利彦」

いやぁ〜おもしろかった。スイッチインタビュー横尾忠則×瀬古利彦。 www4.nhk.or.jp マラソンランナーとしての瀬古さんしか知らなかったけれど、瀬古さんってあういう人なんだ。 あういうってどういう人?っていうと、世界的なアーチストであり年上でもある…

Nスペ「ロストフの14秒」は上質な推理小説の謎解きに似て興奮

東京・渋谷に設置された250台の防犯カメラから軽トラ横転野郎をまずは特定し、その人物がどこにどう移動していったかを渋谷以外の防犯カメラから地道に探し出し、自宅最寄り駅を割り出し、4人の逮捕に至ったという。 渋谷の250台に比べるとロシア・ロストフ…