だって恥かけるのは人間だけだもん。酒井順子「センス・オブ・シェイムー 恥の感覚 ー」を読んで

自慢ねぇ〜そうそうそんなのばっか、と笑い飛ばすのは簡単で、でも、はてさて自分は?となると、これ買ったあれ食べたあそこ行った系は極力書かないようにしていて、それでも書く場合はそのまんまじゃなくフィクションやおふざけを交えた文章として(読む人が楽しいかは別として少なくとも自分が)楽しめるものにしようと心がけてはいるわけです。
 
でも、自慢、という点で改めて考えると、このコラムにある「いかに自慢を自慢だとバレないように自慢するか」を正直意識しているのは間違いなく、だから、バレないように書く「どうだこんな見方してるぞ的文章」が、<自慢!>と捉えられてしまうこともあるかもしれず、そうなってしまったらまだまだ文章に関しての修業が足りないということになります。
しかも、自分の投稿は皆さんのタイムラインを占領する長い文が多くてうんざりさせてるんだろうな〜と反省は毎日してるんですよ。
 
 
はじめてFacebookに登録したのは、2011年の終わり頃で、その頃のタイムラインは友だちの投稿が次から次へと並んでいました。でもここ数年、友だちの投稿はたしかに減ってきています。
今、自分にとってのFacebookは、気になる会社、人物、広告、動画、サービス、イベント、活動、団体、そしてニュースなどの更新情報を定期的に受け取るツールが主です。
 
若い人たちも、(ホントの)友だちとのコミュニケーションツールはもうとっくにLINEやインスタで、Facebookは何かやる時にお知らせするためのツールの、あくまでもひとつに過ぎないでしょう。
 
 
Facebookは今後、主なユーザーである中高年が、遠く離れた知り合いに「生きてるぞ!」とお知らせするツールとなっていけばいいんじゃない。
 
ですので、はい、とりあえず「今日も生きてます」とせっせと投稿します。
 
 
テレビ朝日やすらぎの郷」で毎朝、生存ボタンを押すようなものか。

 

やすらぎの郷(上) 第1話~第45話

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やすらぎの郷(中) 第46話~第90話

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