フリーランスはヒマなのだ

フリーランスのお友だち〜本・映画・テレビ・ネット

小松菜奈の魅力から考察するローカル広告制作者のあがき

打ち上げ花火、下から見るか横から見るかの答えが未だ出ていないように、『小松菜奈、可愛いのかそうでもないのか』もなかなかに難しく悩ましい問いかけです。
 
両目の感覚がちょっと広いのかなと思う。
前髪で隠されているが眉毛は太くGEJIGEJIっぽい。
三白眼のせいかどこか眠たそうな目元。
 
しかも笑顔を封印したクール顔は、生き血を求めているヴァンパイアのように妖艶でふらふらと吸い込まれる危険性もあり。
 
 
しかし、なんかいい。
胸元に「にく」とプリントされた白Tをチノパンにインしただけの装いで焼肉を食べるとどうしてこんなにも「ほれ、もっと食え」と言いたくなってしまうのか。てらてらと光る脂ギッシュな口元が許されるのは若さゆえか。
 
 
never young beachの「お別れの歌」はこれ、卑怯なMVだ。
歌がはじまるまで4分近くも小松菜奈を見せられて、歌がはじまってからも延々と小松菜奈づくしでどれだけ寂しい男どもを苦しめれば気が済むのだ。
こんなの演出でもなんでもなく卑怯だが、なんかいい。
「私に支点を与えよ。されば地球を動かしてみせよう」と言ったアルキメデスのように、「私に小松菜奈を与えよ。さえばめっちゃいいMVを作ってみせよう」と、負け惜しみを言いたくなる。
 
 
 
ロッテ乳酸菌ショコラのCMも、これまた卑怯だ。
ただ自転車に乗って吉田羊と、
「乳酸菌はチョコレートで取りたいときに〜取りたいところで〜」と叫びあうだけなのに、いいのだ。
吉田羊に追い抜かれるときの「あ〜」という顔、ふわ〜と空を見上げる顔、振り向いてショコラをかじる顔。
CM自体にはなんのアイデアもないけれど、この3カットがあることで印象度がぜんぜん違う。
 
 
ローカルでこんな企画をノンタレで提案してもGOが出るわけがない。
「それどこがおもしろいの?」と一蹴されて終わり。
タレントというだけで何やってもOKになってしまうところがかないません。
 
なんかいいの「なんか」の答えが明白なのが口惜しい地方の作り手は、
タレント、メジャークライアント、出稿量、音楽、クオリティ高いCG,セット以外で勝負するっきゃない。ちゃんちゃん。

 

その企画、もっと面白くできますよ。

その企画、もっと面白くできますよ。