日々の「これもあり」
" data-en-clipboard="true">偉そうなことを書きますが、ちょっとした、ほんのちょっとしたことで、ああこの人、この場所、この物語信用できるな、と思うことがあります。 " data-en-clipboard="true"> 最近の、そんなを、ふたつほど。 新しく始まった朝ドラ…
アメリカ大統領選での戦い真っ只中、報道では民主党がどうの共和党がどうのと叫びあっていましたが、そこに(トランプ氏の)(バイデン氏の)が添えられていないと、え?共和党は…どっちのほう?民主党は誰?だっけ?と、しばしの迷い道状態でした。 こうし…
修学旅行を予定している中学校で、旅行直前に生徒や教員が新型コロナに感染したら旅行そのものを中止にする可能性があると、保護者に通知していた。しかも中止により発生した旅行代金(企画料)は各保護者負担にする、というらしい。 この新聞記事を読んで、…
届きました! と、今日の出来事について書こうとすると、ついつい茶化しや皮肉が混じってしまいそうになり、そんなつもりはないよ、のつもりなんですが、結果的に混じっていたら、そんなつもりがあったということで、ごめんなさい。 6月になりもう一気に季節…
「今度アルバムを出すんだ。ジャケットの絵を描いてくれないか」 男は友人から頼まれデモテープを聴いた。 男は繰り返しデモテープを聴いた。 聴きながら、男は自分の顔が、細かく、時に激しく反応するのを感じた。 なんなんだこの曲は。 こんな曲、聴いたこ…
テレビCMのいくつかがACジャパンに入れ替わっている今日このごろ、皆様方におかれましては…‥ いかがお過ごしでしょうか。 当方におきましては4月に予定されていたいくつかの撮影が、ポポポポーンとはるか彼方へ飛んでいってしまい、いつか戻ってくるのかどう…
私は感染症隔離経験者です。 20年ほど前、指定感染症(当時は法定伝染病)3類である細菌性赤痢をインドネシアから持ち帰ってしまったため、14日間強制隔離されました。 咳や発熱はなかったのですが、入り口から出口まで寄り道を許さない直行便(「びん」では…
フェイクなのか現代アートなのかプロパガンダなのか… 一瞬背筋が凍り血の気が引き悪寒が走って、 落ち着け落ち着けと言い聞かせ 深呼吸のあともう一度見返してみても やはり…こ、こ、これは…。 www.huffingtonpost.jp ほ、ほ、ほ、星野源よ、 き、き、きみは…
「マイナスとマイナスをかけるとどうしてプラスになるんだ?!わかりやすく教えてくれー!」 マキタスポーツ&プチ鹿島&サンキュータツオのおっさん三人が、ぐだぐだgdgdグダグダどーでもいい(けれど、案外深い)話をする東京ポッド許可局というラジオ番組…
「心の支えとなった曲はなんですか?」 オリンピックに出場し金メダルを獲ったとき、記者団にこう訪ねられるわけです。 答える一曲は決まってます。 曲は決まっているけれど答える場には立てないから、いま答えます。 「威風堂々です。エルガーの行進曲です…
コロナウイルスで外出できないイタリアの人たちがベランダで国歌やオペラを演奏したり歌いあっているようで。 www.bbc.com 困難など、同じ状況に陥った、普段は見知らぬ市井の人たちが一致団結する、こういう現象、実は好物なんです。 映画とか小説とかで出…
1111年はとっくの昔に終わってるし、次の2222年は冷凍睡眠でもしなくちゃ迎えられない。 ただ単にゾロ目、というだけで特別な年のように思えてその一年を過ごしてみたくもなるけれど、この時代に生きている人はみな、地上も半地下も関係なく等しくゾロ目西暦…
「なんとかしろ」 ↓ 「なんとかしろ」 ↓ 「なんとかしろ」 ↓ 「なんとかしろ」 ↓ 「なんとかしろ」 ↓ 「なんとかしろ」 そう叫び続ける服を着ていない王様に従い、「そのお召しものとてもお似合いです」とかしずく人たちよ、三権分立という基本原則を踏みに…
駅の公衆トイレに入りました。小の方です。 定位置に付き、さて、と準備に入ると、右目の片隅に映る、隣の先客の体勢に違和感を感じました。 横を向きじっと見るのもなんですから、肩が凝ったなぁ的な感じで首を小さく回しながら、その違和感を盗み見しまし…
美人すぎる○○ 日本の頭脳○○教授 現代の魔術師 適切に処理した 問題ない 消費の落ち込みは台風のせい 出生率90万人割れは改元があったから 日本が世界の真ん中で一番輝いた一年 戦争をやめるために殺害した etc どこが?ホントかよ?なにをもって?ンなわけな…
愛知県犬山市にサル類専門の「日本モンキーセンター」という動物園があります。 その日本モンキーセンターで、2000年8月ゴリラが檻から抜け出し来園者に怪我を追わせるという事故が起きました。 以来年2回(だと思う)、日本モンキーセンターでは職員らによ…
はじめてこの小説を読んだのはいつだったか、高校だったか大学生に入った頃だったか。 どちらにせよ毎日が楽しければそれでいいと能天気に遊び呆けていた時期だったことは確かで、だからこの小説の内容もピンとこなかった。 ありえない世界を描いた圧倒的フ…
思わず見てしまった「即位礼正殿の儀」 この儀に各国要人とともに皇室から招かれ参列した唯一の高校生がいます。 2018年6月沖縄全戦没者追悼式で「平和の詩 生きる」を朗読した相良倫子さん(当時中学生)です。 あの時ニュースで聴いた相良さんの朗読は衝撃…
【戦争が廊下の奥に立ってゐた】 これは渡辺白泉という俳人が昭和14年(1939)に詠んだ俳句です。 白泉はとりたてて強い反戦思想を持っていたわけでもなく、ふつうに文学を愛する若者でした。 忍び寄る危機感を自分に与えられた表現で純粋に言い表しただけだ…
「はい、できない人は家で!」と持ち帰る宿題ほどイヤなものはありません。 一方、放っておいても怒られないのに自ら積極的に取り組んでしまう宿題の、なんとわくわくと興奮することか。 【あいちトリエンナーレ:ホー・ツーニェン「旅館アポリア」】 からの…
ただの標識に拍子抜け。なんて、いきなり昭和で失礼します。 一角の雰囲気があまりにも昭和だったので、思わず。 その標識は、円頓寺商店街のメインストリートから一本脇に入った、店舗跡の空き地にぽつんと立っています。 標識に書いてある文字は、<葛字路…
<熱中症の危険あり>の通知が毎日のようにスマホに届いた8月のある日、そのスマホをなくしてしまった。 気づいたのは、乗り換えのため駅のホームを歩いていた時。 家に置いたままか。 いや。 自宅最寄り駅の改札は通った。マナカはスマホケースに挟んである…
四間道・円頓寺S11。毒山凡太朗「君之代」 aichitriennale.jp その作品は、高齢の男性女性数人がただインタビューに答え、ただ歌を歌っている映像。 ところがその「ただ」が、単なる「ただ」じゃないから見続けてしまう。 登場するのは、日本統治時代に日本…
過去4回のトリエンナーレすべてに一応足を運んでいますが、今年ほど真剣に観ている回はありません。 「世界は感情に振り回されているのではないか」 「その感情は情報によって煽られているのではないか」 「情の時代」というテーマを意識して観ると、それぞ…
愛知芸術文化センター8階A33。 キャンディス・ブレイツによる「ラヴ・ストーリー」 キャンディス・ブレイツ(A33) | あいちトリエンナーレ2019 そこは、ふたつの部屋で構成されています。 入ってすぐ、ひとつ目の部屋には、大きなスクリーンがあって、見ると…
愛知芸術文化センター8階A19の部屋で、今村洋平の1万回インクを刷って重ねたシルクスクリーンの作品を見ていた。 先程からその展示に似つかわしくないサイレンのような音が漂っている。 どこからだ? 隣室のA20からのようだ。 暗幕をくぐり、A20に入った。 …
とりあえず芸文だけだけど、やっと行けた「あいちトリエンナーレ」 いろいろとご意見あるでしょうが個人的に今回のあいトリは非常におもしろい。 多くの人は、美や教養や感動や高尚を求めて「美術展」に足を運ぶわけですが、それはまあ「美」術ですから納得…
20代の半ばまで選挙なんて行ったことなかったからエラそうなこと言えないけれど、 投票率が戦後2番めの低さだって? 驚きです。 この驚きです、の意味は関心の低さ、 という点ではなく、 動向を見誤る世界にどっぷり浸かってしまっているのがヤバイな、とい…
もう過ぎてしまいましたが7月6日はサラダ記念日でした。 俵万智さんの短歌というのは、基本シンプルな言葉を使っているゆえ、一読で素直に感じ入ることができます。 例えば、 「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ 大きければいよ…
愛知県犬山市にサル類専門の「日本モンキーセンター」という動物園があります。 その日本モンキーセンターで、2000年8月ゴリラが檻から抜け出し来園者に怪我を追わせるという事故が起きました。 以来年2回(だと思う)、日本モンキーセンターでは職員らによ…