愛知のワンダーランド「風天洞」で「珍」「奇」「妙」「異」「怪」「迷」「妖」と出会う

知る人ぞ知る。知らない人は知らないほうがよかった?でも知らないのは人生少し損してる。知ってしまったら覚悟を決めて何度でも。 その名は「風天洞」 愛知県豊田市のパワースポット 岩戸山観世音寺 風天洞 風天洞とはなんぞや?寺?神社?洞窟?秘境?公園…

憲法の当たり前

【あたりまえのことしか書いていないなと憲法読めり十代の夏】 by俵万智「未来のサイズ」 未来のサイズ 作者:俵 万智 発売日: 2020/10/02 メディア: 単行本 そもそも憲法って 過去権力側が侵した過ちを繰り返さないようにしましょうね、 ってことをまとめた…

タイムループのなかで観るおすすめタイムループ映画3本立て

ここ数年まったく映画館へ行っていない。 といって映画を見ていないわけではなく、むしろ足しげく映画館に通っていた頃よりも、観る本数は圧倒的に増えている。 そうです、配信です。 いつでもどこでも、の配信は単に本数を増やしてくれるだけでなく、 回数…

どうぞSONTAKUにお任せください

行ったことはないけれど、大阪の万博公園に「ニフレル」という水族館があります。「生きているミュージアム」をコンセプトしたもので、はじめの頃は名前が思い出せなくて「アレ、アレだよアレなんだっけ」状態でしたが、後に詳しいコンセプトを知ったら、な…

ただ乗り旅行にヘウレーカ!

まずは、声に出して読んでみてください ↓ ↓ ただのりよこお 先日、アート関係者数名と話をしていた時、ひとりが「ただのりよこお」と口にしました。 え?ただ乗り?旅行? たしか今我々は、アートとデザインについてああだこうだと話をしているぞ、それなの…

いやはや最近の若者たちは無知で困るよ〜と笑うオッサンたちよ、笑ってる場合じゃありませんよ

クドカン(宮藤官九郎)さんのエッセイ(の一部)にこんなのがあります。 そこは番組の企画会議。 中心メンバーである4,50代のオッサンたちが、若い頃に接したアニメやヒーローの名を次々とあげていきます。 それらをホワイトボードに書き出していく役目を担…

エアマスクおっさんとの遭遇

コンビニに行った。 買い物を済ませ、店を出たとき、入ってくるおっさんとすれ違った。 おっさんはしまった、という顔をした後、 両手を口元に持っていき、四角い形を描いた。 次に、両手を耳元に移し、なにかを引っかける動作をした。 そして店内に入ってい…

「愛の不時着」のあとに観るべき映画「太陽の下で〜真実の北朝鮮」

「そういえば緊急事態なんてのあったね」と、5年後10年後にその日々を振り返る時、セットで思い出すのが「愛の不時着」 境遇の異なる男女の、単なる恋物語…と思っていたらなんの、 はらはらどきどきにこにこげらげらいらいらむかむか…あらゆる感情がかき乱さ…

暖房便座の電池切れには気をつけましょう

" data-en-clipboard="true">街を歩いていると時々独り言をつぶやいている人とすれ違います。 でも、よく見ると、それは独り言なんかじゃなくハンズフリーでの通話だったりします。 最近じゃ見慣れて気にしないよう心がけていますが、 それでも、 幸せ絶好調…

2021新春初笑い 芸歴7年8ヶ月<先手先手>漫才の書き起こし

A「どーも先手先手でーす。」 S「よろしくお願いします」 A「いやぁ〜2020年はお互い、先手先手を連発しましたね」 S「言ったもん勝ちですから」 A「先手し過ぎて一年があっという間に終わっちゃいました」 S「去年一年、なにかこれは!ってことしましたか?…

壮大なるドッキリは終わりました。さあ2020年本番のはじまりです

" data-en-clipboard="true">2019年の、たしか夏の終わりだったろうか、「次これだから」と、分厚い台本を渡された。 " data-en-clipboard="true">タイトルを見ると「2020」とある。 なるほど、オリンピック開催を舞台とした社会派ドラマか、 それとも、20歳…

「アンコンタクト 非接触の経済学」

秘書がやった私が知らなかった。コンパニオンは感染対策。飯を食うのがなんで悪い。お答え差し控える。誤解を招いたとしたら。エビデンスはない。その指摘は当たらない。ウイルスに打ち勝った証として。 まあなんとも、どれもこれも虚しくうすら寒い言葉が吹…

「おちょやん」と「ブックカフェ」に感じる、信用の居場所

" data-en-clipboard="true">偉そうなことを書きますが、ちょっとした、ほんのちょっとしたことで、ああこの人、この場所、この物語信用できるな、と思うことがあります。 " data-en-clipboard="true"> 最近の、そんなを、ふたつほど。 新しく始まった朝ドラ…

「魂のタキ火」に癒やされて

" data-en-clipboard="true">実際の収録がそうだったのか、それとも編集であえてそうしているのか、 " data-en-clipboard="true">3人の鼎談にも関わらずこの番組は沈黙がかなり支配している。 数秒、ときには10秒以上もの間、誰もなにも話さない。 でも、そ…

「村上春樹のせいで」のように堂々と好きを言えたらどんなに幸せか

" data-en-clipboard="true">これはとても個人的な話なんだけど、「1Q84」以降、村上春樹とはとんと離れてしまった。 " data-en-clipboard="true">今では新作が出ても、今年の新語流行語語大賞はなんだろ程度の関心しかなくなってしまっている。 初期中期の…

どっちがどっち論

アメリカ大統領選での戦い真っ只中、報道では民主党がどうの共和党がどうのと叫びあっていましたが、そこに(トランプ氏の)(バイデン氏の)が添えられていないと、え?共和党は…どっちのほう?民主党は誰?だっけ?と、しばしの迷い道状態でした。 こうし…

映画「イエスタデイ」を日本でリメイクするとしたら…タイトルは「また逢う日まで」かな

まさか♪サザエさん♪…あなたも、だったのか。 70年代から80年代はじめ、その真っ只中にいるときは名前をまったく意識することなかったけれど、いま、まとめて振り返ると、おっと自分の栄養は30%ぐらい筒美京平から摂取していたのかと気づき、オドロキです。 …

自分と向き合う時間が一番の恐怖〜アガサ・クリスティ「春にして君を離れ」

思いがけずできてしまった膨大なる時間。話し相手も読む本も(もちろんスマホも)ない。 その時間は、まぎれもないヒマ。 つぶす道具を一切持ち合わせていないときのヒマは、危険です。 思考のすべてが、一直線に、自分自身に向かってしまう、から。 アガサ…

自分は「おじさん」かそれ以外か?「持続可能な魂の利用」で見つめ直す日々

8月✕日読了。これは、これは、現代版「日本沈没」じゃあないかい。 「おじさん」が支配する国・日本。 「おじさん」たちによって消費の対象とされている少女たち。 (「おじさん」作詞による)革命の歌を歌う(「おじさん」によって演出されている)アイドル…

代わりなんかいくらだっている!んだろうな、の特別な夏。

修学旅行を予定している中学校で、旅行直前に生徒や教員が新型コロナに感染したら旅行そのものを中止にする可能性があると、保護者に通知していた。しかも中止により発生した旅行代金(企画料)は各保護者負担にする、というらしい。 この新聞記事を読んで、…

タブーに挑む女子高生に拍手を!「ガール・コード」

5〜6年前のことです。 ある食事の席で、20代前半の女性数名と同じテーブルになりました。 ドラマやアイドルや流行など、どうってことない話題について話していたのですが、気づくとなぜか話題が「生理」に移っていました。 彼女たちは「生理になると◯◯だよ…

「アイアムフルチン!」と叫べどもわが自意識楽にならざり

華麗で優雅なスポーツといってまず思い浮かべてしまうのは、フィギュアスケート。 演技終了後のキス・アンド・クライで採点を待つアスリートの額や首筋に流れる汗も、塩分が一切混ざっていない蒸留水のようにきらびやかで、ぺろりとなめても甘そう。 そんな…

「コロナ禍」か「コロナ下」か

最近「コロナ禍(か)」という言葉をよく耳にします。 いつごろ誰が使い始めたのか知らないけれど、出始めの頃「コロナか」は「コロナ下」だと思っていました。 でもテレビの場合、コメントフォローの字幕は「コロナ禍」となっていて、ああそっちね、と。 戦…

弱者に対する態度を考えた「52ヘルツのクジラたち」

中国・武漢の作家・方方さんが、ロックダウン中に毎日オンライン発信していた「武漢日記」というのがあります。 武漢日記:封鎖下60日の魂の記録 作者:方方 発売日: 2020/09/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) 話題になった印象的な文章がこれ。 ↓ 一つの…

次読み返すとしたらそれはいつだろう「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」

気づいたら今年はもう8月?! 上半期を奪っていったのはコロナ以外何者でもなく、特に緊急事態を挟んだ「春」はあったのか、さえ、怪しい。 『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』 仕事本 作者:尾崎世界観,町田康,花田菜々子,ハイパーミサヲ,瀧波ユカリ,ヤマ…

「デス・プルーフ」はラスト7分をまず観てみる

開始早々10分ほどで眠りに落ちてしまった映画。 はっと目が醒めてしばらく経つとまた眠くなる映画。 タランティーノ得意のだらだらガールズトークのせいなのか、自分の体調のせいなのか、覚醒と睡眠を繰り返すこと数回、 気づくと、うわ、すでにエンド近くの…

スピードじゃないよスピード感だよ感じだよ、で届いたマスクを忘れないように

届きました! と、今日の出来事について書こうとすると、ついつい茶化しや皮肉が混じってしまいそうになり、そんなつもりはないよ、のつもりなんですが、結果的に混じっていたら、そんなつもりがあったということで、ごめんなさい。 6月になりもう一気に季節…

コロナの波がどんぶらこと打ち寄せさらっていったもの:映像業界編

東京・築地本願寺がオンライン法要をはじめた、というニュース映像を見ました。 従来のように人が集まっての参拝や法話ができなくなったため、らしいです。 www.asahi.com オンラインでの授業や会議は当たり前のように行われているから特別珍しくもなく、お…

鼻から綿棒を突っ込まれることを想像してたら50年前のアルバムジャケットを思い出した

「今度アルバムを出すんだ。ジャケットの絵を描いてくれないか」 男は友人から頼まれデモテープを聴いた。 男は繰り返しデモテープを聴いた。 聴きながら、男は自分の顔が、細かく、時に激しく反応するのを感じた。 なんなんだこの曲は。 こんな曲、聴いたこ…

コロナ時代の撮影を考えてみる

テレビCMのいくつかがACジャパンに入れ替わっている今日このごろ、皆様方におかれましては…‥ いかがお過ごしでしょうか。 当方におきましては4月に予定されていたいくつかの撮影が、ポポポポーンとはるか彼方へ飛んでいってしまい、いつか戻ってくるのかどう…