世の中にはトラップをしかけてくるコトバたちがいっぱいだ

ほぼ日刊イトイ新聞は略して「ほぼ日(ほぼにち)」ですが、ウチの奥さんはずっと「ほぼび」「ほぼび」と繰り返し呼んでました。
 
こんな風に世の中では読み方がわかんないコトバが罠を仕掛けて待ち受けています。
大体において間違えてもその場で間違いを指摘してくれる人は少なく、後から気づいゾッとすることが多いから迂闊に口走ることができません。現代人はこうして無口になっていくのです。
 
特にブランド名が曲者で、どうしてあんなにも人を惑わす名前をつけるのだろうとその不親切さに世も末だと嘆きます。
 
 
リンクの山田全自動も書いてる「INGNI」は絶対に「イングニ」でしかなく、だったら最後の「I」いらないじゃん。
 
 
アグネスじゃなくアニエスと知ったときの驚きに加え、ビーじゃなくべーだったという二重ショックに震える「agnes b.
 
 
Kaepa?Kappa?似たようなものがあって、どっちも「カッパ」でいいじゃん。
 
 
XOXO。これはショップ名ですが、知らない者読めない者は相手にしていない潔さがあって、ここまで突き抜けて不可解だと逆に許せます。さあなんて読むか、おじさんたち知ってるか?
 
 
Jocomomolaはこれまた難問奇問。怪獣?新種の生物?領収書もらうとき大丈夫かい店員さんたち。
 
「SM2」なんてこれも怪獣名?てな感じで、ここまで来るとウケ狙いとしか思えず、社員さんが電話にでるときは「もすもす」なんですか。
 
 
le coq sportif?このルコックのマークが混乱を招く。あれ鶏でしょ。だからあのマークから推測して、le coq を「うこっけい」と読んだ人もいるとかいないとか。
「うこっけい」で思い出したけど、「殺気」を「ころっけ」と読んだ人もいるとかいないとか。
 
名前だって、「山村紅葉」は、知らない人は「さんそんのもみじ」でしょ、これ。
「真剣佑」だって、姓は「真剣」と名は「佑」でしょフツーは。
ああ、こう考えると「江戸川乱歩」は見事だなぁ