どっちがどっち論

アメリカ大統領選での戦い真っ只中、報道では民主党がどうの共和党がどうのと叫びあっていましたが、そこに(トランプ氏の)(バイデン氏の)が添えられていないと、え?共和党は…どっちのほう?民主党は誰?だっけ?と、しばしの迷い道状態でした。
 
こうした【どっちがどっち?】はよくあって、アメリカ大統領選の場合、こんな覚え方でインプットしてみました。
 
 
共和党=トランプ→(略して)共トラ→(変形させて)軽トラ。
 
♪〜YMCA〜♪が鳴り響く軽トラの荷台ではしゃぐトランプ氏が「今日は(共和)楽しいドライブだぜ!」と叫んでいる姿を思い浮かべればもう完璧。4年後も安心です。
 
 
こんな【どっちがどっち?】は、昔からつきまとっていて、まだ英語を習いたての少年時代、ライトとレフトがすぐにはわからなかった。
 
え〜と、ライトは…右?左?どっちだっけ?
 
こんなときは頭の中に野球場を思い描きます。
ホームベースに立つ大野少年の掲げた右手の先がライト。今でも時々イヤホンのRとLに迷いますが、とりあえず道には迷いません。
 
 
 
ユーミンに夢中になった青春時代、まつとうやゆみの「ゆみ」は「由実」?それとも美しいと書く「由美」?
漢字だとどっち?と迷ったこともありましたが、これはきわめて簡単でした。
 
まつとうやゆみの「み」は「実」。
そう、美しいほうじゃない「実」の「由実」で、美しさにグッドラック・アンド・グッドバイ。
 
 
 
句読点というのもある。「。」「、」のどっちが句点で、どっちが読点かも悩ましい。
文章の終わりにつける<。>である<まる>が句点なので、<まる句>と覚えておけば迷わずにすみます。
 
 
と、このように【どっちがどっち?】と戦いは永遠に続き、いまだ解決方法が見出だせないいくつかもあります。
 
 
 
スパゲッテイのあれ、ミラネーズとミラネーゼ。どっちが正しいの?
 
アボカドとアボガドもくせ者で、口に出す時は「アヴォヵガド」と濁し、どっちとも取れる発音を身につけました。
 
英語の読み方も困ります。
スポーツ中継のDAZNは、ダゾーンかダズーンか。「ダズズゾーン」と口を閉じながらの発声でその場をやり過ごします。
 
ま、これらは事前にググっておけばなんとかなりますが、ググって確認しても、いざ、となっても全くわからない【どっちがどっち?】の決定版がこれです。
 
 
上白石家のあのふたりです。
広瀬家の姉妹、すずとアリスは、容易です。目をつぶっていてもわかります。
 
それに比べて上白石家の萌音と萌歌、は難易度レベルがかなり高い。
これは業界人でも慎重な確認が必要なほど難問です。
 
萌音でキャスティングしたけれど当日現場に来たのは、萌歌。
 
なんてことしたら、出入り禁止となりますので気をつけましょう。