NHKノーナレ「寺と家族と”私”」は、✗✗だと思って見ていたら◯◯だった。

✗✗だと思っていたら◯◯だった。
 
こうした意外性てのは感動の点火スイッチとしては、かなり有効な気がします。
 
26日土曜の夜見た、NHKノーナレ「寺と家族と”私”」がそうでした。
 
はじめは、
800年続くお寺に嫁ぐお嫁さんの話かぁ。女性がお経覚えてお寺一家の一員になっていくのかぁ。大変だなぁ。
 
なーんて見てたら、
どっこい、
そう来るのか、
と、とんでもなく深い内容のドキュメントだった。
 
というわけで、
<✗✗だと思っていたら◯◯だった>の◯◯は、今ここでは書きません。
再放送かNHKプラスでご確認を。
 
 
 
ただひとつ。
 
「寺と家族と”私”」というタイトルで、
「私」の部分が強調されている点、についてだけ。
 
最初、”私”は、800年続く寺に嫁ぐ嫁、もしくはその旦那・長男さんだとして見ていた。
いつしか”私”は、長男の姉・長女へと変わり、さらには母へと変わり、そして長女の娘かもしれないと、移っていった。
(今、長女の娘、と書いたけどそれは正しいかどうかわからない。最後まであの幼女が誰の子どもかの説明はなかった。しかも長女の配偶者は登場しなかった。シングルなのかどうか。もわからない。そういった関係の説明を必要としないのも、見終わったあとは至極納得してしまう)
 
 
 
で、最後の最後、エンドクレジットで、あれ?と録画を一時停止してしまった。
撮影者がふたりクレジットされていて、そのひとりの名前が広く見知った人と同姓同名だったからです。
同じ名前だけどあの人なのかな?
たぶんそうなのでしょう。あの人がこういった内容のドキュメントに関わっていてもなんら不思議ではなく、違和感も感じない。
 
推測通り、撮影者のひとりがあの人だとしたら、この密着の期間、撮影者はじめスタッフは、お寺の家族との間でどんな会話を交わしていたのか。
それを想像するのも興味深い。
 
と、なんだかよくわからないですよねコレじゃ。
 
再放送は6月30日。もしくはNHKプラスで。