ゴダイゴ「平和組曲:威風堂々」はコロナウイルスを克服する世界的テーマ曲になり得るのでは

「心の支えとなった曲はなんですか?」
 
オリンピックに出場し金メダルを獲ったとき、記者団にこう訪ねられるわけです。
 
答える一曲は決まってます。
曲は決まっているけれど答える場には立てないから、いま答えます。
 
 
「威風堂々です。エルガーの行進曲です」
 
タイトルも曲調もいい。
 
顎を上げ、胸をはり、しっかりと前を見つめ、拳を握り、力強く足を踏み出す時を待つ。
そんな気分にさせてくれます。
 
根拠なき自信らしきものがみなぎってきます。
 
唇をきつく結ぶと、不思議とまなざしも険しくなります。
 
ただ今は、きつく結んだ唇を見せることができない。
 
マスクがあるから。マスクで隠れているから。
だから耐えるのだ、この不自由を。
威風堂々を聴きながら。
 
 
行進曲・クラシックとしての「威風堂々」ももちろんいいですが、ゴダイゴの歌ありバージンがいい。
いまこの時にこの歌詞(作詞:奈良橋陽子)は染みる。
コロナウイルスを克服する世界的テーマ曲になり得るんじゃと思ったりもします。
 
 
さあ、マスクをしたまま小さな声で歌おう。
 
 
ゴダイゴの皆さんで「平和組曲エルガー:威風堂々」
 
 
どうぞ!