日々の「これもあり」
深夜のガストで漏れ聞こえてくる”消しゴムマジックは便利だわ〜”てな三人の会話を聞いていたら自分がまるで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の写真の姿が消えていくお兄さんの気分になってしまったという話 なっち「消しゴムマジックてすっごいね」 みー…
「撮影の合間でいいから企画をふたつみっつよろしく」 「泊まりのロケでも夜は暇でしょ、その間に企画できるよね」なんてことを、若い頃はよく言われました。 そんなぁ〜ムリっすよ。 と首を振っても、返ってくるのは「できるできる君ならできる」のひと言。…
【chatGPT】が話題だけど、こちらの【AIのべりすと】ってやつも思いもよらぬ続きを書いてくれて、このままいったら文責とか主体性とかどうなっちゃうんだ? ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ という文章の続きを【 AIのべりすと 】に、 <デフォルト〜AIに好きに書かせます> <…
元サッカー日本代表・福田正博さんによると、 PKでは、キーパーは左右に飛ぶから真ん中に蹴ればかならず入る。 真ん中に蹴り込んでくるかもと動かず入れられてしまったら、何やってんだ、と言われるからキーパーは必ず動く。左右に飛ぶ。 だからキッカーは、…
多くの国民からくるんくるん手の平をひっくり返されている森保一監督は、試合中いっぱいメモをしています。中継で抜かれるとだいたいがメモの真っ最中です。私が中継ディレクターだったら、俯瞰カメラズームしろ!と指示するのに、国際映像は気が利かない。 …
普段ならば見る気さえしない「ミヤネ屋」を 録画予約してまで見てしまうのは 厚顔無恥と鉄面皮をかけ合わせた 言い訳と開き直りのおぞましさが 背筋を凍らせ少しでも暑さ対策に役立つと 思ったからだったけど 闇が放つ熱量の作用は モニターをすり抜け 血流…
5月に亡くなった上島竜兵さん。 「押すなよ!絶対押すなよ!」のお約束ギャグがもう見られないかと思うとたまに寂しくもなります。 以前、その「押すなよ!」をお題とした大喜利がありました。 お題は、<上島さんを本当に押してはいけない時は?>です。 い…
かなり濃厚な赤で彩られたTシャツがここにあります。 ポリエステル100%で吸汗性に優れているため、30度近くまで気温が上げる日には、 思わず、つい、うっかり着てしまいます。 自分ではけっして選ぶことのない真っ赤な特濃Tシャツ。 が、なぜここにあるか?…
目的地まであと二駅というところで読んでいた小説がちょうど区切りがついたので、栞をはさんで、本を閉じた。 顔を上げて車内を見回すと、目にうつる乗客が、全員スマホで全員マスクだった。 マスク警察が盛んだったころ、地下鉄で正面に座る女性が小さなハ…
ひょっとして道徳からホラーを生み出すのはとても簡単ではないか、というお話。 小学3年生の道徳の教材に「まどガラスと魚」という文章があります。 以下、おおまかなあらすじです。 ↓ キャッチボールをしていた千一郎少年の投げたボールが、 どこかの家の窓…
横断歩道で信号待ちをしていたら、 少し前に立つ女性が、キャッと小さく叫んだ。 見ると、彼女の足元に、 名刺や紙幣やなにかのカードが数枚散らばっていた。 スマホケースを落としたようだ。 拾うのを手伝おうかと思ったけれど、 彼女ひとりでじゅうぶん手…
爆撃を受けたウクライナや東北の地震のニュースを見て、 眉をしかめ、う〜ん、とうなったあと、 チャンネルを変えて、「踊る!さんま御殿!!」に大笑いをする。 どうも最近、自分との距離が遠いところでどんな災害や争いや理不尽が起きても、 次の瞬間には…
「おいバイト、焼酎くれ」 居酒屋で客にそう呼び捨てされた店員はブチッと切れ、そのあと大喧嘩に。 韓国ドラマ「梨泰院クラス」のなかの、主人公がオープンさせた居酒屋でのワンシーンです。 こんな無礼な者でない限り、職業や役割で人を呼ぶ場合、多くは「…
オープンロケの日が近づいてくると、スタッフ間でこんな論争が繰り広げられます。 「まずいなぁ◯◯さん、雨男なんだよな」 「だいじょうぶアタシ、雨女だから」 とかなんとか、全く根拠のない無理やりな具体的な例をあげた軽口が、制作の現場では飛び交います…
バリカンのアタッチメント3mmのこの髪型でもシャンプーは必要です。リンスのいらない花王のメリットを愛用しています。 この前、頭を洗おうとシャンプーボトルのノズルを手のひらで押したらいつものような手応えがなく、ぶぶぶぶぶっと空気が漏れる音が風呂…
「え、大野智さん、えっ、え」 受付の女性が顔を上げそう声を漏らした。 1999年のデビュー以来だから振り返れば20有余年、 名前の書かれた書類を提出する場で、何度同じようなやり取りを繰り返してきたことか。 ときに「すみませんねぇこんな大野智で」と低…
あれ?最後に現金を使って支払いしたのっていつだっけ?と、記憶をたどってしまうほど、最近の買い物はほとんどがキャッシュレスです。 いちおう自分なりの基準があって、二千円以上になるとクレジットカード、それ以下は、paypayメインの、ときどきmanacaの…
" data-en-clipboard="true">レイ・ブラッドベリの「華氏451度」は、本がなくなった世界だけど、 " data-en-clipboard="true">音楽、 " data-en-clipboard="true">同じように、音楽がなくなった世界を描いた傑作がある。 " data-en-clipboard="true"> ミック…
こうなったらイヤだな。 いや、でも、あり得るかもしれない。 もしかして、そうなっても仕方がないものと、 想定シナリオが事前に用意されているかもしれない。 ほんとうにそうならば、ぞっとする。 だから、あえて書いてしまう。 予定通りの7月23日、東京オ…
" data-en-clipboard="true">「皆様、東京オリパラ2020便は、まもなく目的地TOKYOに着陸いたします。 " data-en-clipboard="true">2013年よりのご搭乗、大変お疲れ様でございました。 さきほど地上より、 『こうした状況のなかでの着陸は普通はない』 『着陸…
マジックワード「しょうがない」によって 何も解決しないまま なぜだか多くが納得させられてしまうことに対して、 落合陽一は、 「それでも」と言い続けていくしかないと言う。 www.nhk.jp Eテレ【ズームバック✕オチアイ「第6回 大衆論」】を 見たちょうど次…
知る人ぞ知る。知らない人は知らないほうがよかった?でも知らないのは人生少し損してる。知ってしまったら覚悟を決めて何度でも。 その名は「風天洞」 愛知県豊田市のパワースポット 岩戸山観世音寺 風天洞 風天洞とはなんぞや?寺?神社?洞窟?秘境?公園…
【あたりまえのことしか書いていないなと憲法読めり十代の夏】 by俵万智「未来のサイズ」 未来のサイズ 作者:俵 万智 発売日: 2020/10/02 メディア: 単行本 そもそも憲法って 過去権力側が侵した過ちを繰り返さないようにしましょうね、 ってことをまとめた…
ここ数年まったく映画館へ行っていない。 といって映画を見ていないわけではなく、むしろ足しげく映画館に通っていた頃よりも、観る本数は圧倒的に増えている。 そうです、配信です。 いつでもどこでも、の配信は単に本数を増やしてくれるだけでなく、 回数…
行ったことはないけれど、大阪の万博公園に「ニフレル」という水族館があります。「生きているミュージアム」をコンセプトしたもので、はじめの頃は名前が思い出せなくて「アレ、アレだよアレなんだっけ」状態でしたが、後に詳しいコンセプトを知ったら、な…
クドカン(宮藤官九郎)さんのエッセイ(の一部)にこんなのがあります。 そこは番組の企画会議。 中心メンバーである4,50代のオッサンたちが、若い頃に接したアニメやヒーローの名を次々とあげていきます。 それらをホワイトボードに書き出していく役目を担…
コンビニに行った。 買い物を済ませ、店を出たとき、入ってくるおっさんとすれ違った。 おっさんはしまった、という顔をした後、 両手を口元に持っていき、四角い形を描いた。 次に、両手を耳元に移し、なにかを引っかける動作をした。 そして店内に入ってい…
" data-en-clipboard="true">街を歩いていると時々独り言をつぶやいている人とすれ違います。 でも、よく見ると、それは独り言なんかじゃなくハンズフリーでの通話だったりします。 最近じゃ見慣れて気にしないよう心がけていますが、 それでも、 幸せ絶好調…
A「どーも先手先手でーす。」 S「よろしくお願いします」 A「いやぁ〜2020年はお互い、先手先手を連発しましたね」 S「言ったもん勝ちですから」 A「先手し過ぎて一年があっという間に終わっちゃいました」 S「去年一年、なにかこれは!ってことしましたか?…
" data-en-clipboard="true">2019年の、たしか夏の終わりだったろうか、「次これだから」と、分厚い台本を渡された。 " data-en-clipboard="true">タイトルを見ると「2020」とある。 なるほど、オリンピック開催を舞台とした社会派ドラマか、 それとも、20歳…