山里亮太&蒼井優の会見を見て「分人主義」における<愛>の姿を見つけてしまった。

芸能人の誰と誰がくっつこうが離れようが、わが日常は変わらずゴミ捨てに行かなくちゃいけないし、朝ごはんも食べなくちゃいけない。
朝ごはん食べながらテレビ見てたら、どこのチャンネルもあの二人の会見映像ばかりで、あーあと録画しておいた「デザイントークス+」でも観ようかと思ったけれど、どっこい、会見映像がとても楽しく惹き込まれてしまった。
 
ああ、いいなぁ、この二人。
 
蒼井優ちゃんの多幸感に包まれた表情が愛おしくて、ああホントに山ちゃんのこと大好きなんだって想いがぐいぐい伝わってくる。
 
平野啓一郎が「私とは何か〜個人から分人へ」のなかで書いている<愛>ってまさしくこれのことだよな。
 
「あなたと一緒にいると、いつも笑顔が絶えなくて、すごく好きな自分(=分人)になれる。その好きな自分を、これからの人生で出来るだけ、たくさん生きたい。だから、あなたがいてくれないと困ると思った」(p.137)
=他者を経由した自己肯定の状態。

 

 
そんな<好き>があの会見のなかにはいっぱいあった。
 
でもってあれだね、山ちゃんにとってしずちゃんは「偶然仕掛け人」だね。

 

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

 

 

 

偶然仕掛け人

偶然仕掛け人