メタバースはどうやらいまのところ町工場らしい

例えば待ち合わせ。
おじさんおばさんたちが今日もまた「◯時に✕✕駅の南口で」としているのを尻目に、
デジタルネイティブたちは<「フォートナイト」で待ってたら友だちが勝手にやってくる>と、軽やかに口にする。
 
 
 
 
 
 
ゲームとしてのメタバースはそれほど興味はわかないけれど、
アナザーワールドとしてのメタバースにはかなり惹かれています。

 
 
 
分離独立や併合で、増えたり減ったりはあるかもしれませんが、世界はこれまでもこれからも変わらず「国」が中心で、「国」に付随した形で言語・人種・宗教・文化などがあって、交流や諍いがあります。
こんなのは当たり前、というか疑う余地もなく永遠だと思っていましたが、
ちょっと待てよ、
メタバースがささやきかけてきます。
 
ほら、それまで当たり前と信じられてきた天動説が地動説に置き換わったでしょ。
 
 
メタバースは「新しい生態系」を創ること、「神の民主化」とも言われています。
 
詳しい理解はまだできていませんが、
もしかしてメタバースって、
何万年何千年かけて、地球に「国」という概念が生まれて「世界」となっていったような出来事に近いようなことが、仮想空間に生まれることなのかもしれない。
 
 
その世界で暮らすには、現実社会で背負い込まざるを得なかった、ある人にとっては厄介だったかもしれない〜性別・容姿・障害・名前・人種・多様性だって必要なくなるのかもしれない。
 
 
何万年何千年かけて繰り返してきた失敗や誤ちをリセットできるのかもしれない。
 
 
 
かもしれない。かもしれない。かもしれない。
まだ自分自身よくわかっていないから、どうしても、かもしれない、が多くなってしまう。
 
 
知識や技術が全然ないからメタバースを創り出す人にはなれないし、
NFTを付帯できるほどのアートを世に出す才能もないから動向を見続けるしかないけれど、一応いま現在の状況だけは知っておこうという感じです。
 

 

 
 
で、某大型書店でメタバース関連書籍を検索してみたら…
 
 
どうやらいまのところメタバースは、
 
【町工場・ものづくり】に分類されるらしい。